ごきげんよう。皆様いかがお過ごしかしら。
アタシはねぇ、調子悪いわよ。連勤が続いて疲労していたせいか、何回か仕事でやらかしちゃってさ。パワハラがない職場だから叱責はなかったけど、次の雇用契約更新では雇い止めに遭うんじゃないかしら。
自分の能力以上のことをやらなきゃいけないって、ストレスが溜まるわよね。それで失敗が続いて自信をなくすとさ、もうこの仕事辞めたいなってなるでしょ。気持ちが腐ってモチベーションが下がると職場に貢献する気もなくなって、さらにミスを生むわ。
家に帰ったら、気分転換にゲームをしようとするんだけど、どうにもやる気が起きないの。
アーマード・コアⅥの全ミッションSランク取得でもやろうと考えはするんだけど、半分くらい取得したところでやめてるわ。難関と言われる探索系や護衛系が、AかB止まりになってるわよ。
これ全部S取ったところで、何にも起きないからね。ウォルター生存ルートとオールマインド壊滅ルートが解放されるなら頑張れるけれど、そんなものはないし。
アタシ、オールマインド編が大っ嫌いなの。エンディングを見て以来、オールマインド製品は絶対使わないわ。オールマインドの野望を打ち砕く自分だけのストーリーを作るために、序盤のチャプターはオールマインドが絡むミッションを受けて、後半はオールマインド編にシフトしないように別のミッションを受けて分岐を潰して、レイヴンの火ルートで全てを焼き払ったわ。
どうよオールマインドめ、ざまあみろってのよ。あんたの思い通りになんてさせるもんですか。問題を先延ばしにした頭お花畑コーラル娘や、現実を見ない愚かな解放戦線と真実を知りながら伝えることを諦めたその指導者も滅んでしまうがいいわ。
でも、エンディングが終わるとすぐに次の周回に入るでしょ。オールマインドの声が「お帰りなさいレイヴン」って迎えた上、何事もなかったかのようにウォルターが「621、さっそくだが仕事を持ってきた☺️」って言われるとさぁ、ああ、これゲームなのよねって現実が見えて、ちょっと虚しくなったわ。
ゲームは人が作ったものに過ぎない。誰かがシナリオを書いて、声優さんたちがセリフを当てて、それをスタッフが組み合わせて物語を作ったってだけのもの。
ゲームに夢中になっている間は主人公になってその世界に生きるから、その事実を忘れているけれど、これゲームだったんだって我に返るともうだめね。どんなに努力しても、そのゲームではアタシの思い通りになるものはなくて、作り手が考えた型にはめられるだけなんだから。
同じゲームを長く続けていられる秘訣って、どれだけその世界に夢を見られるかってことよね。アタシは若い頃そうだったわ。お金がなかったせいもあるけど、1本のゲームを丁寧に遊んで、1〜2年はその世界に浸っていたわね。
でも頭が老化したからかしら、飽きるのが早くなっちゃって困るわ。
ゲーム内容に、こんなものかって先が見えると遊びたい気持ちが失せちゃう。もうアタシは、ACⅥの世界に夢を見ることができなくなったわ。
秘密結社オーバーシアーの一員だったカーラが、武器商RADのメンバーまで巻き込んでコーラル焼却を起こそうとしていたとは思えない。あの用意周到なウォルターが、アイビスの火の再現で621の死を予測できなかったはずがない。
ウォルターの依頼を受けてのコーラル焼却か、離反して別の道を歩むか。ウォルターは621に選ぶ権利をくれた。ウォルターの「最後の仕事」は、企業アーキバスのスネイルに捕まった621を自由にすることだった。
ウォルターは、自分に何かあったら621を助けてくれってカーラに頼んでいて、下水道にあったジャンクACはRADの技術者集団が現地調達で調整したっていうから、カーラも相当のやり手よね。脱出先には合図になるビーコンまで設置してるしさ。
そこまでしてくれるウォルターやカーラを裏切るなんてできないわよ。この事実があるから尚のこと、「賽は投げられた」ルートでコーラル到達点でオールマインドの敷いたレールを走るだけの621とエアが憎くて仕方ないわ。恩知らず、恥知らず、全人類の敵よ。
DLCで、コーラルリリースを起こした621とエア抹殺のミッションを追加してくれないかしら。喜んでお金払うわよ。
いけない、つい熱くなってしまったわ。話を戻しましょう。RADがそこまでやれる集団なら、超強力なシールドを展開して一部の人たちだけでも守れる地下基地か方舟みたいなものでも作れそうよね。
恒星間移民船「ザイレム」を見て思うんだけど、なんであの船、人が住む街を船体上にむき出しにして飛んでるのかしらね。しかも、制御コンピューターがある弱点のタワーが目立つ場所にあるってさ、おかしくない? 航行中に危険なことがあったら、乗ってる人が全員死ぬでしょうに。本来は街全体を守る隔壁が展開される機能があったけど、飛翔が精一杯で隔壁展開まではできなかったのよね。きっとそう。
621はカーラの息がかかった技術者集団のおかげで生存できて、全てのくびきから解放されて真に自由になった。ってご都合主義の妄想をしたけど、次の周回に入って目が覚めたわ。改めて実感したわよ。これはゲーム、フィクションだってこと。
そう、ただのままごと遊びなのよ。真剣に妄想にふけっている間は楽しいけど、そんなことありえないって心がささやいたら、もうそのゲームとはお別れね。心が老けると、そういったささやきが増えて人生がつまらなくなるわね。
来年発売のモンハンワイルズもさ、予約してなんだけど、正直あんまり期待してないのよ。βテスト版を触ってみてわかったの。モンハンのいいところを詰め込んだようで、その実、何ひとつ変わっちゃいないんだって。どんくさいモーションや煩雑なアイテム周り、モンスターへのダメージ倍率、制限時間付きの討伐時間とかさ。
操虫棍やランスも弱くなってるし、アタシの得意武器を軒並みナーフすんなやこの野郎って怒りも少なからずあるわ。なんでそんなに、弓と太刀や大剣に甘いんでしょうね?開発さんはランス嫌いなの?
はあ、愚痴ってごめんなさいね。アタシ、ストレスが溜まると、このブログを書く人格がベラベラ脳内でしゃべりまくるのよ。だからこうして、不特定多数に向けて発信しているわけ。
リアルではこういったことに対する話し相手がいないから、ブログを書くことが、アタシなりのメンタルヘルス方法なの。アタシが書いたことが誰かの目に止まって、何かしら共感してくれたらうれしいわ。人間はひとりじゃないのよ。
それじゃ、また次の記事でお会いしましょう。